スクラムについての本を読んだ
About
自分が所属しているチームで、今後はスクラムを使っていくという話がありました。若干不安があったので、本を読んでみました。自分用の雑なメモなので、大した知見はありません。
本を読んだ
こちらの本を読みました!面白かったです!
- 作者: 西村直人,永瀬美穂,吉羽龍太郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/04/13
- メディア: Kindle版
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自分用メモ
スクラムチーム
スクラムチームは、プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チームで形成される。ステークホルダーは入らない。
プロダクトオーナー
プロダクトの結果責任を持つ。プロダクトバックログはスクラムチームで話し合うが、最終的な責任はプロダクトオーナーである。
スクラムマスター
スクラムでの開発が順調に進むように支援する役割。
開発チーム
プロダクトを作るために必要な作業を行う。機能横断的なチーム(フロント、バックエンド、インフラ関係ない)。個人が複数のことが望まれる。
スクラムイベント
スプリントプランニング
プロダクトバックログの中からどれを実現するかをスクラムチーム(PO/開発)で話合う。第一部と第二部があり、前者では今回のスプリントでどこまでできるかを検討する。後者では、実際の作業を洗い出して、より現実的な計画に落とし込み(ToDoを作っていくイメージ)実際に行うプロダクトバックログを決定する。長くて1日で収まるくらいのタスクに分割する。こちらは時間ベースでの見積もりをする。
デイリースクラム
開発チームのための会議である。また問題解決の場ではないので、問題があれば別途。下記3つを話す
- やったこと
- やること
- 困っていること
スプリントレビュー
スプリント中の成果である動作するソフトウェアをデモする。開発チームがプロダクトオーナーに説明をして確認する場。
スプリントレトロスペクティブ
いわゆるふりかえり。直近のスプリントにおいて問題がなかったか考えて、次のアクションを実行すうr
スクラムの作成物
プロダクトバックログ
そのプロダクトとして何を作るかを洗いだしたもの。付箋でもよい。よくユーザーストーリーは、プロダクトバックログの書き方の1例。プロダクトバックログを作ったらどのくらいで出来そうか、開発チームで見積もり(ポイントとかで)する。開発チームというロールに所属している人間はスキルセットが違うが、みんなで見積もりすることが大切。ここではプランニングポーカーがよく使われる。ゲームのように楽しんでやることが大切。
スプリントバックログ
プロダクトバックログを達成するための、タスク。チームとしてこなすことができればよい。
感想
知見が溢れてました。開発チームに所属したからには、インフラとかって関係なくもろもろ出来ないと辛いなーという印象でした。あとはスキルセットをなだらかに合わせていくことを目指しているように思えたので、新しい技術の採用が鈍化しそうな印象も受けました。価値あるプロダクトを届けること=新しい技術による運用改善は必ずしも一致しないかなとも思うので、難しいところです。何か読み違えているのか…もうちょっと事例を調べたいなと思ったところでした。