ワークチェアの選び方
About
ネタ記事です。社内向けに書いたら評判がよかったので、こちらでも修正・加筆して公開します。この記事ではよいワークチェアとは何かについて、簡単に解説します。
よいワークチェアとは?
”姿勢が崩れにくく、居心地がよく、ずっと座っていられる”と定義します。究極的には自分にあっているということに尽きます。特に一日中イスに座っている人には重要です。
よいイスに求められる機能
シンクロロッキング機能
安いイスでも、背もたれにもたれかかると後ろに倒すことができますが、多くの場合座面も後ろに傾いてしまいます。そうするとつま先だちになることからもわかるように体圧が分散できず一部に体重がかかり負担になります。よいイスでは背もたれと座面を分離して、いい感じにしてくれます。
アームレスト
あった方が便利と言われています。ただ固定されていると調整ができないので、不便です。上下は最低限調整できるとよさそうです。角度・左右とかもできると更に。
ランバーサポート
ちょっと高めになってくると腰を保護するようなパーツがあります。これがランバーサポートで、座ってみるとわかるのですが、腰が非常に楽です。楽すぎて逆に体に悪いという意見もあったりします。アーロンチェアでは進化したボスチャーフィットという機構が採用されています。
前傾チルト機構
座面の角度を前傾にできる機構です何か集中して作業をするときには前傾姿勢がよいと言われています。そういったことを可能にするものです。座面の傾きを調整でき、最適な姿勢を作ることができます。リラックスしたい場合は後傾がよいと言われるので、どっちがいいかは人それぞれになります。
座面のスライド
人それぞれ体型が違うのでどのくらい腰掛けるのが最適化が違います。座面を前後に調整できるため、その人に合わせた調整ができ、最適な体圧分散が可能です。
素材
メッシュがいいかウレタンが良いかは好みによります。メッシュ素材だと耐久性がって話もよくあります。海外製のイスでは品質保証期間が長く設定されてあり、10年とかはあるらしいですがどこまでやってくれるかはわかりません。
ヘッドレスト
これは好みです。個人的にはなくても気になりません。
他にもポイントはいろいろある(リクライニングの角度・硬さ・自然さや各種機構の操作の簡単さ、オットマンの有無などなど)と思いますが、キリがないので辞めました。
比較表
よく耳にするイスの機能をまとめて見ました。参考程度に。
- バロン・チェア
- アーロン・チェア
- コンテッサ
- リープチェア
機能 | バロン | アーロン | リープ | コンテッサ |
---|---|---|---|---|
シンクロロッキング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
素材 | メッシュが基本 | メッシュ | クッション | いろいろ |
アームレスト | ◯ | △ | △ | ◯ |
ランバーサポート | ✕? | ◎ | ◎ | ◯ |
前傾チルト | ✕ | ◯ | △ | ✕ |
座面スライド | ◯ | ◯? | ◯ | ◯ |
費用 | 中古なら4,5万 | 中古で6万 | 中古なら3万 | 中古なら7,8万 |
メーカー | 日本製 | 海外製 | 海外製 | 日本製 |
- この表は個人の主観です
- 値段については2015年9月下旬に調べた際の参考価格です
- メーカーが国産か・海外産かというのは日本人の体型にあった作りになっているかに影響します
番外編
バランスボール
バランスボールだと筋トレにもなってよいという話も聞きます。これはバランスボールを固定せずに使った場合に、骨盤まわりのストレッチになるからとか聞きました。リクライニングができないので、ソファとかが別にあればいいかなと思います。(家で使っていた時期あります。)
終わりに
いろいろ紹介しましたが、最終的にはその人にあっているか?なので、イスは試座を実際にして個々人で選べるようになっているのが最高です。ちなみに私はリープチェアを先日購入しました。みなさんもよいイスを手に入れて、快適な環境を整えましょう。
参考
今、中古でワーキングチェア買うならバロンチェアがいいかも - FutureInsight.info
3万円以下の椅子で最もコストパフォーマンスが良いのは中古のリープチェア - FutureInsight.info
【ASKUL】チェアショップ - オフィス用品の通販アスクル
- アスクルのページに選ぶポイントが載っているので、参考になるかと思います。